◆書籍について
創業以来累計で8万人超の保育実績を有する民間保育サービス会社の経営者が世に問う「子育て・親育て」論。
実務家・実践者として日々、現場の最前線で多くの子ども達やその保護者と関わる中で体得した実践的な知見を、アドラー心理学の理論に照らし合わせて、読者の子育てにすぐに活かせるようにやさしく解説しています。
あわせてアドラー心理学の「勇気づけの子育て」実践者へのインタビュー内容をコラム形式で紹介することで、充実した理論解説と具体的な実践例を同時並行的に読み進めることができよう工夫しました。
多数出版されている「アドラー心理学による子育て」を紹介する類書と異なり、本書はもっぱら親自身の「親としての在り方」を見つめ直すことを主題としています。
この作業を省略して、アドラー心理学をいたずらに「子どもを良い子に育てるテクニック」として活用したところで、なかなか上手くいかないという実例を、実務家として多く目にしてきたからこその視点です。
「アドラー式 勇気づけ子育て」の本質とはなにか?
解りやすい理論解説と豊富な実例を交えながら、「アドラー幸せの3条件」が、<親と子>両者の自立にとってのブレない指針となることをお伝えします。